東ジャワ州のバンカラン県政府機関が、庁舎の遊休地を実り豊かなメロン農園へと変貌させている。同県の農業・漁業・食糧安全保障局は、庁舎敷地内の約100平方メートルの空き地を活用し、都市農業の実践に乗り出した。農業・漁業・食糧安全保障局の局長代理を務めるカルヤディナタ氏は、3カ月前からこの取り組みを開始したと説明する。農園ではポリバッグと土を培地として活用し、現在は約200株のメロンを中心にトマトなどが栽培されている。管理は局内の専門チームが共同で担当しており、6月29日時点で、多くの株が収穫を目前に控えるほど順調な生育を見せている。
カルヤディナタ氏は、本プロジェクトの目的を「農業の簡便さと楽しさを伝える啓発活動」と位置づける。実際に、実り始めたメロンには職員や一般市民からの予約が殺到しており、すでに全株の買い手が決まっている状態だという。同氏は、庁舎での成功例をモデルケースとして、住民が自宅の庭などで農業を始めることを奨励する。遊休地の活用は景観を整えるだけでなく、経済的な付加価値も生む。バンカラン県は、この庁舎農園を通じて、地域全体での食糧自給の意識向上と所得機会の創出を目指す方針だ。

















