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洪水の南スラウェシ 皆でつないだ小さな命

大規模な洪水に襲われた南スラウェシ州ゴワ地区で、浸水した家に取り残された赤ちゃんを地域住民が救助する様子を映した動画が話題となっている。
1月21日からの集中豪雨で甚大な被害が生じた南スラウェシ州。特にゴワ地区では500以上の家が浸水し、複数の橋が破損。25日時点で少なくとも3人が死亡、45人が負傷し2000人以上が避難を余儀なくされている。
そんな中インスタグラムに投稿された動画には、ゴワ地区の浸水した民家から赤ちゃんを助けるべく、洪水で流されそうな家を何十人もの人々がロープを引っ張り支える様子や、赤ちゃんに手を伸ばし救助する様子などが映し出されていた。民家のすぐ近くで救助に当たった人は濁流から顔だけをようやく出しており、洪水の深刻さが伺える。
インドネシア政府は被災地に食料や衣類、ゴムボートを送ると共に、国内全土で大雨被害に警戒するよう注意を呼び掛けている。