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三菱UFJとJCB、ASEANで包括協業 富裕層開拓や決済高度化へ

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の三菱UFJ銀行とジェーシービー(JCB)は2026年7月6日、ASEAN(東南アジア諸国連合)における戦略的包括協業に関する基本合意書を締結したと発表した。三菱UFJの現地ネットワークや出資基盤と、JCBの国際決済網や加盟店基盤を融合し、急速な成長に伴いキャッシュレス化や富裕層拡大が進む同地域で新たな付加価値を創出する。

協業の柱は、富裕層向け金融サービスの強化とデジタル決済領域における連携拡大だ。富裕層向けでは、タイのアユタヤ銀行やインドネシアのダナモン銀行など三菱UFJの提携先と協働。預金や投資サービスと連携した高付加価値カードを展開する。今年度は第1弾として、インドネシアでJCBの海外最上位カードの発行を計画する。

決済領域では、三菱UFJが出資するデジタル金融事業者等とJCBの機能を連携させ、モバイル決済やクロスボーダー決済の高度化を検討する。両社は「日本発の金融・決済連携」を中核に日本企業との広範な協働を進め、日本の存在感向上や観光立国への貢献も目指す。