プラボウォ大統領は7月8日夜、ジャカルタ市内の私邸クルタヌガラで、タイのタクシン元首相および娘のペートンタン前首相らと会談した。テディ内閣官房長官によると、会談は終始和やかな雰囲気で行われ、長年の友好関係を再確認する場となったという。両者は、世界情勢や東南アジア地域の戦略的動向について幅広く率直に意見を交わした。タクシン氏は現在、インドネシアの投資管理機関であるバダン・プンゲロラ・インベスタシ(BPI)ダナンタラの顧問を務めており、同国との縁が深い。
プラボウォ大統領は2025年5月のタイ訪問時にも、当時首相を務めていたペートンタン氏と会談しており、両氏の交流は続いている。ペートンタン氏は2025年8月に憲法裁判所の判決により首相を失職したが、今回の訪問は個人的な親交に基づくものとみられる。一方、タクシン氏は先月、タイ国王の恩赦により刑期を終えたばかりだ。インドネシア政府は、こうした世界の有力者との対話を通じて国際ネットワークを拡充し、地政学的な変動の中での地位をいっそう強固にする考えだ。














