記事要約
マルク州で7月16日、国家戦略プロジェクトに指定されているマセラ・ブロックのアバディガス田開発の起工式が執り行われた。エネルギー・鉱物資源相のバリル氏は、同プロジェクトが本格的な建設段階へ移行したことを正式に表明した。
総投資額は約210億ドル(約3兆3,000億円)に上り、同国東部最大級のエネルギー開発案件となる。事業は日本のインペックス・マセラ、国営石油プルタミナ、マレーシアのペトロナスが推進する。初期段階では開発井11本と追加井4本を掘削し、ガス輸送用の港湾施設や桟橋、大規模な生産プラント(EPC)の建設も始まる。生産能力は液化天然ガス(LNG)が年間950万トン、コンデンセートが日量3万5,000バレルを見込み、生産ガスの最低60%を国営電力会社PLNや国営ガス会社PGN、肥料産業など国内向けに供給し、残る最大40%を輸出する方針だ。
1998年の契約締結から約30年を経て着工に至り、詳細設計(FEED)の進捗率は約80%。2026年末の最終投資決定(FID)に向け、開発は今後さらに本格化する見通しだ。
















・年産950万トンの生産を目指し、6割をインドネシア国内へ供給。
・インペックス・マセラ、プルタミナ、ペトロナスの3社が開発を主導。