記事要約
インドネシアの国営フェリー会社、ASDPインドネシアフェリー(ペルセロ)社は7月20日、東ヌサ・トゥンガラ州におけるパイオニア航路(離島航路)の運行を再開した。開発から取り残された遠隔地や国境離島、最外郭地域(3T地域)の接続性を維持するのが狙いだ。
同社のヘル社長は、政府の指示に基づき、船舶や人員、運営体制の準備を迅速に整えたと強調した。島嶼部の住民にとって、同航路は社会経済活動や生活物資の流通を支える主要なライフラインとしての役割を担う。今回の再開は、政府から現地の陸上輸送管理庁に出された指示を受けたものだ。同州の同航路は規制当局の通知により7月1日から一時停止していた。
クパン支店のアルダニ支店長は、運休期間中も運輸省や政府と緊密に連携し、運行再開に向けた技術的な調整を続けてきたと述べた。再開対象は、クパン支店とサペ支店が管轄する複数の路線だ。クパン支店ではフェリー「イレ・マンディリ号」などが各島を結び、サペ支店では「コモド号」が運行を担う。同社は国営企業として、安全で信頼性の高い輸送サービスの提供を通じ、地域経済の活性化に寄与する方針だ。
















・政府要請を受け、7月1日から停止していた航路を復旧。
・遠隔地の物流安定と住民の経済活動維持を最優先する。