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ボーキサイト投資が急増、業界団体は「上流」の改善促す

記事要約
・投資額が前期比193%増の40.1兆ルピアに達し、他鉱物を上回る。
・業界団体は投資の規模だけでなく、上流部門の持続可能性を重視すべきと提言。
・原料の過剰供給と精錬業者による安値買いが、採掘業者の負担となっている。

インドネシアでボーキサイトの川下産業への投資が急拡大している。投資・川下産業省/投資調整庁(BKPM)の発表では、2026年第2四半期の投資額は40兆1,000億ルピア(約3,769億円)と、前期の13兆7,000億ルピア(約1,288億円)から193%増を記録した。実績はニッケルや銅を上回り、鉱物セクターの新たなけん引役となっている。

インドネシア・ボーキサイト協会(ABI)のロナルド会長は、投資増を歓迎しつつ、持続的なエコシステムの構築を求める。精錬所1カ所の建設には約1212億ドル(約1,800億円)という巨額の資金を要するため、投資額はあくまで一側面に過ぎないとの見解だ。現状、国内の精錬能力に対して原料供給が過剰であり、精錬業者が政府参考価格を下回る価格で買い取る事態が常態化している。採掘業者は安値販売を強いられる一方、公租公課は政府参考価格基準で課されるため、経営が圧迫されているという。同会長は、精錬所の誘致だけでなく、採掘から精錬までが共生できる価格決定メカニズムの確立や需給バランスの調整を政府に強く促した。