記事要約
インドネシア高速鉄道(KCIC)は、高速列車「ウーシュ」の安全運行を維持するため、線路周辺のパトロールを強化している。2026年に入り、運行ルート周辺で揚げられていた凧計3,333個を撤去・押収した。特に学校の休暇期間と重なった6月には1,395個と急増した。
主な実施地域は西バンドン県やチマヒ市、バンドン県に及ぶ。凧やその糸が動力源の架線に絡まると、停電や重大な運行トラブルを引き起こす恐れがある。KCICは安全確保を最優先とし、未然防止へ定期的な巡回を継続している。
コーポレート・セクレタリー担当のエヴァ氏は「凧揚げは依然として活発だが、安全運行には地域社会の協力が必要だ」と述べ、理解を求めた。パトロールは国軍や警察、地元自治体と合同で実施。子どもたちには凧の代わりにボールなどのスポーツ用具を配布し、安全な遊びを促す啓発活動も展開する。地元自治体も規制を設けており、線路から半径3キロ以内での凧揚げは禁止されている。KCICは今後も、運転士による監視や現場巡回による多層的な安全確認を徹底する方針だ。















・架線トラブルによる停電や運行遅延を未然に防ぐ安全対策。
・線路から3キロ圏内を凧揚げ禁止区域とし、地元政府と連携。