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ジャカルタ市民の3割が肥満 運動不足も深刻

記事要約
・ジャカルタの無料健康診断で、受診者の約31.5%に肥満が確認された。
・40歳以上の高血圧・糖尿病患者の多くに、脳卒中のリスクが判明した。
・地域密着型の検診を強化し、年内に受診率46%の達成を目指す。

ジャカルタ首都特別州政府が実施した無料健康診断(CKG)の最新結果により、市民の健康課題として肥満が深刻化している実態が明らかになった。2026年第2四半期までの集計データによると、受診した約194万人のうち、約61万2千人(31.5%)に肥満が認められた。受診者のうち約55万5千人が運動不足の状態にあることも判明し、都市生活における生活習慣の悪化が懸念されている。州保健局のオクトヴィアナ公衆衛生部長が公表したデータでは、特定の疾患リスクも顕著だ。40歳以上で高血圧や糖尿病を抱える受診者のうち、約4万人が脳卒中の高いリスクにさらされている。

健診プログラムは順調に拡大しており、6月末時点の累計受診者数は約257万人に達した。これは目標値を上回る進捗であり、州政府は年内に全対象者の46%の受診を目指す方針だ。受診率向上の鍵となっているのが、地域密着型の「CKGコミュニティー」である。従来の医療機関での健診に加え、職場や学校、宗教施設など市民の日常生活圏に健診機能を持ち込むことで、未受診層の掘り起こしを図っている。州政府は早期発見と適切な治療への誘導を強化し、公衆衛生の向上を急いでいる。