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エルニーニョ現象が27年初頭まで長期化の予測

記事要約
・エルニーニョが27年第1四半期まで継続する見通し。
・26年後半に「強い」勢力のピークを迎える可能性。
・乾季との重なりによる深刻な乾燥被害に警戒が必要。

気象気候地球物理庁(BMKG)は7月30日、現在発生しているエルニーニョ現象が活性化しており、少なくとも2027年第1四半期(1〜3月)の初頭まで継続するとの予測を発表した。この影響により、インドネシアの大部分で例年よりも乾燥し、かつ期間の長い乾季がもたらされる恐れがある。

同庁のテウク長官は同日の記者会見で、「エルニーニョ現象は少なくとも2027年初頭まで維持される」と指摘した。特に2026年9月から12月にかけて、現象の強さが「強い」カテゴリーのピークに達する可能性があるという。アルダセナ気候担当副長官は、同現象の影響について「インドネシアでは乾季と重なる時期にのみ発生する」と説明した。現象自体は来年初頭まで続くが、国内での具体的な被害は乾季と遭遇する時期に限定されて顕在化する点を強調し、警戒を促した。

異常気象の長期化は、東南アジア最大の経済規模を持つインドネシアの農業生産や物価、食糧安全保障に影を落とすリスクがある。政府は水資源の管理強化などの対策を急ぐ方針だ。