記事要約
西ジャワ州スカブミ県に位置するハビビ湖周辺で、ワニによる家畜への襲撃事件が発生し、地域住民の間に不安が広がっている。以前は平穏だった湖畔にワニが住みつき、住民は日常生活における安全確保に苦慮する事態だ。
事件は6月25日の夕刻に発生した。子牛が水分補給のために湖畔へ近づいた際、水中から突如として全長2メートルを超えるイリエワニが跳ね上がり、子牛の体に食らいついた。現場に居合わせた住民らが叫び声を上げ、長い棒を振り回して激しく応戦したことで、辛うじて子牛をワニの牙から救い出した。子牛は一命を取り留めたものの、後ろ脚の腿に深い裂傷を負う重症となった。この救出劇の映像がSNS上で拡散されると、行政の対応の遅れに対する批判が噴出した。
チプンデゥイ村の村長、バカン氏は、これまで何度も関係当局へ書面で対策を要請してきたが、実効性のある措置は講じられていないと指摘する。同氏によれば、自然資源保全局は注意喚起の看板を設置したに留まり、具体的な捕獲などは食糧・農業・家畜局との間で管轄権の押し付け合いが続いている。住民の生命と家畜を守るための、迅速な対策が急務となっている。
















・乾季で水辺の危険性が増大
・行政の管轄争いで対策が停滞