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音楽祭の「コーラン暗唱で酒」企画 宗教冒涜の疑い

記事要約
・聖典暗唱と酒提供の引換に対し、宗教冒涜の疑いで捜査。
・イスラム教団体が主催者や酒造メーカーなど5者を警察に告発。
・知事やイスラム評議会が非難し、法的責任の追及を要求。

ジャカルタ北部アンチョールで開催された音楽祭「ザ・サウンズ・プロジェクト」において、イスラム教の聖典コーランの暗唱と引き換えに酒を提供する企画が行われ、警察が宗教冒涜の疑いで本格的な捜査を開始した。

この問題は、イスラム教団体「ティム・フクム・ムスリム」の弁護士ムハンマド氏が州警察に告発したことで表面化した。告発の対象は、飲料ブランド「ニューポート」を展開するオラン・トゥア・グループの代表レヴナルド氏のほか、イベント主催者、酒造メーカー、当日の司会者、暗唱を行った女性を含む計5者に及ぶ。ムハンマド氏は、神聖な聖典を酒の販促に利用する行為は、全ムスリムを深く侮辱するものだと主張し、和解を拒否する姿勢を鮮明にしている。

ジャカルタ特別州のプラモノ知事は「宗教生活を著しく汚すものだ」と厳しく批判し、行政側として断固たる措置を講じるよう指示した。インドネシア・ウラマー評議会のアスロルン教授も、宗教的尊厳の毀損に当たると指摘している。一方、主催団体は「管理外の出来事だ」と釈明し、司会者のエガ氏も謝罪した。警察は現在、関係者への聴取を急いでいる。