記事要約
中部パプア州プンチャック県の中心地イラガ地区で8月11日夕、政府から支給される村落交付金の配分内容に不満を抱く住民らが暴徒化し、県庁舎を含む主要な政府施設7棟を相次いで放火する事件が発生した。
プンチャック警察署のアクブ署長によると、焼失したのは村落開発局、県庁、地方議会、人口統計・民事登録局、国民統合・政治局、社会局、財務局の計7カ所。県庁舎の敷地内に停車中だった食料安全保障局の公用車1台も完全に焼却された。事件の引き金となったのは、2026年度第1期の村落交付金の支給だ。11日午後5時40分ごろ、配分に異議を唱える群衆が村落開発局へ押し寄せた。エルビス県長が現場に急行し直接対話による事態の収拾を図ったが、住民らの納得は得られず状況が激化。午後6時45分ごろに同局で火の手が上がり、周囲の施設へ延焼した。
これに対し治安当局は、パプア地方における治安部隊「サトガス・ダマイ・カルテンツ」の部隊を緊急配備し、厳重な警戒態勢を敷いた。約40名の警察官が地域の有力者らと連携して粘り強く解散を呼びかけた結果、現在は沈静化に向かっている。当局は再発防止のため、現地での警備を当面継続する方針だ。















・県庁や議会など主要な政府庁舎7棟が相次ぎ放火。
・警察が部隊を配備し、現在は沈静化に向かっている。