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国民、1,800トンの金を個人保管 政府はブリオン・バンクで成長狙う

記事要約
・国民が自宅で保管する金は1,800トン、2,520億ドル(約37兆8,000億円)に上る。
・個人保有の金の2割が金融機関に移行すれば、市場の飛躍的成長につながる。
・政府は資源の下流政策と金銀行を通じ、鉱業分野の高付加価値化を目指す。

アイルランガ経済担当調整相は、インドネシア国民が自宅で個人保管している金が1,800トンに達することを明らかにした。その価値は2,520億ドル(約37兆8,000億円)に上る。これはインドネシア・ブリオン・マーケット・アソシエーション(IBMA)の発足式で語られた。アイルランガ氏は、この潜在需要が同国の金現物エコシステムにおける新たな成長源になると指摘した。もし個人保有の金の20%でも、国営質屋最大手ペガダイアンやバンク・シャリア・インドネシア(BSI)などの金融機関に移行できれば、多大な経済効果をもたらすという。

プラボウォ大統領によるブリオン・バンク(金銀行)構想の始動以降、ペガダイアンは153トン、200億ドル(約3兆円)、BSIは20トンの金を保有する。インドネシア全体の保有量はアメリカの8,133トン、チャイナの2,331トンに次ぐ規模で、インドやシンガポールを上回る。一方、中央銀行であるバンク・インドネシア(BI)の保有量は70トンにとどまる。政府は資源の高付加価値化(下流政策)を進め、金銀行を通じて鉱業分野の成長を狙う方針だ。