記事要約
グローバルなサプライチェーン再編や技術革新を背景に、台湾の経済計算においてインドネシアの存在感が増している。台湾のシンクタンク、チュンファ経済研究所の分析によると、インドネシアの巨大な国内市場とASEAN内での戦略的地位は、台湾企業にとって極めて魅力的な進出先であるという。
経済的な基盤も強固だ。二国間の貿易額は2025年に99.5億ドル(約1兆4,925億円)に達し、インドネシアが11.3億ドル(約1,695億円)の黒字を計上した。2026年1〜4月期も貿易額は31億ドル(約4,650億円)に上り、インドネシア側が8,000万ドル(約120億円)の黒字を維持している。
台湾外交部門のトップであるリン・ジアロン氏は、アジア太平洋地域との連携を目指すニュー・サウスバウンド・ポリシー(新南向政策)の次段階として、産業やサプライチェーンでの協力を掲げる。半導体や人工知能(AI)に強みを持つ台湾と、豊富な若手人材や資源を抱える東南アジアの相互補完関係は深く、なかでも市場規模の大きいインドネシアとの多角的な連携強化が期待される。
















・2025年の両国間貿易額は元の金額:99.5億ドル(約1兆4925億円)に達した。
・台湾は「ニュー・サウスバウンド・ポリシー」の次段階として、投資や技術の協力を強化する。