記事要約
インドネシア国防大学の女子士官候補生が、ヒジャブの取り外しを求められたとして入学を辞退した騒動について、インドネシア国防省が釈明に追われている。
事端は、あるSNS上で女子候補生が選考時にヒジャブを外すよう指示され、最終的に入学を辞退したと投稿したことだ。これに対し、シャフリー国防相は「女子候補生のヒジャブ着用を禁止する規定は存在しない」と言明した。同省によると、大学の生活指針を定めた2025年学長令第28号にヒジャブ禁止の条項はなく、信仰の実践はむしろ重視されるべき規範の一部だという。
マゲランの陸軍士官学校で行われる基本軍事訓練において、特定の活動時にヒジャブを着用しない運用があるものの、これは安全確保や動きやすさを最優先した技術的な措置であり、信教の自由を制限するものではないと説明する。現在、宿舎やインターンシップ先での着用は認められており、国防相はさらに、安全性や規律、動きやすさを担保しつつ、イスラム教徒の女子候補生がヒジャブを着用できるよう制服規定を整備し、統一的かつプロポーショナルに運用するよう指示を出した。
















・シャフリー国防相はヒジャブを禁止する規定は存在しないと強調した。
・訓練時の安全性を考慮しつつ着用を容認するよう制服規定の調整を指示した。