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人身売買生存者の女性、帰国支援に執念 19年で700人救済

記事要約
・2005年にアラブ首長国連邦で人身売買の被害に遭ったジェジェン・ヌルジャハン氏。
・帰国後、非政府組織インドネシア移民労働者組合(SBMI)で救済活動を開始。
・約20年間にわたり活動を続け、これまで約700人の人身売買被害者の帰国を支援。

人身売買の被害に遭った出稼ぎ労働者の帰国支援に尽力する女性の闘いが明らかになった。非政府組織インドネシア移民労働者組合(SBMI)のスカブミ支部代表を務めるジェジェン・ヌルジャハン氏だ。

同氏自身は2005年、非正規の手続きでアラブ首長国連邦へと渡り、人身売買被害に直面した生存者である。現地では監禁され、過酷な労働を強いられ、十分な食事すら与えられない中で、大使館との連絡手段も絶たれる極限の孤立状態を経験した。非正規での渡航が労働者をいかに脆弱な立場に置き、保護を困難にするかを痛感した同氏は、支援を得て帰国を果たした後、同じ苦しみにある出稼ぎ労働者を救う活動に身を捧げることを決意した。その後、SBMIに加入し、約20年にわたり帰国に向けた交渉活動を継続してきた。これまでに帰国を支援した被害者は約700人に上る。支援に際しては、被害者の家族から一切費用を受け取っていない。生存者から救済の担い手となった同氏は、自らの経験を基に非正規渡航の危険性を訴え続けている。