記事要約
レアアースの高付加価値化を加速させる動きが本格化している。パジャジャラン大学経済ビジネス学部の研究者であるヤヤン氏は、バダン・インダストリ・ミネラル(BIM)とペルサハーン・ミネラル・ナショナル(ペルミナス)の2機関が、この取り組みを推進する上で不可欠な両輪であると指摘した。
レアアース事業の推進には技術と資金の双方が求められる。技術面を担うBIMは、管理体制や放射性物質の取り扱いに関する課題を解決する。一方、実務と資金面を担うペルミナスは、操業や原料の確保、買い手の開拓を主導する。ヤヤン氏は「技術があっても工場がなければ無価値であり、買い手がなければ中国の供給過剰により損失を被る」と指摘する。
ペルミナスは、原料供給を担うパートナー企業であるティマ社が保有するモナザイト鉱石やガボンからの原料を確保したほか、インドなどの技術パートナーとの連携を進める。ダナンタラの強力な資金調達力を背景に、重量の24%ながら価値の91%を占めるネオジムなど4大磁石向け金属の国内分離工場の新設といった、長年の課題克服を目指す。
















・BIMが技術と管理を、ペルミナスが資金と実務を担いレアアースの下流化を推進する。
・ダナンタラの資金支援や海外技術の導入により、磁石向け金属の分離工場新設など課題解決を目指す。