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おじさんの健康茶が映えドリンクに?卵紅茶「テ・タルア」の革新

スマトラ・バラット州には、紅茶にアヒルの卵黄などを混ぜ合わせて作る伝統飲料「テ・タルア」がある。かつては農作業に向かう大人が喫茶店で飲む活力源であったが、いま大きな世代交代の波が押し寄せている。

その変革を主導するのが、パダン市に拠点を置く「Teh Talua Malimpah Mak Datuak」のオーナー、サイフル氏である。同氏は「若い世代が集う街飲みドリンク」へとブランディングを一新。アヒルの卵と伝統茶という基本レシピを守りつつ、抹茶やチーズ、ミロなど約20種類もの現代的なフレーバーを投入し、シュレッドチーズを乗せた「Marapi」など斬新なメニューを展開している。

この戦略は見事に当たり、夜21時から深夜4時までは若者たちが店内を埋め尽くし、仲間とお喋りしながら味わう新たなライフスタイルが定着した。

創業4年目を迎えた同店はパダン市内で4店舗を展開し、パリアマンやジャカルタへの進出も見据えている。「料理はレンダン、飲み物はテ・タルア」と言われる存在を目指し、伝統を維持しながら進化を遂げるその姿はローカルカルチャー発展の好例である。

もうひとネタ!
かつては肉体労働前のパワーチャージ用だった伝統の栄養ドリンクが、今や若者たちが集う「夜カフェ」の主役へと化けた点が実にユニークである。