西ヌサトゥンガラ州ドムプ県で2018年9月から2019年1月までの間に、住民192人が野良犬や狂犬に噛まれ、うち2人が死亡した。現在、当局は対応に追われ、住民も野良犬や狂犬に頭を抱えている。
バンバン・M・ヤシン同県知事によると、保健局のデータに基づき2人の死者を確認したものの、研究所での検査結果がまだ出ていないため、死亡した2人が狂犬病にかかっていたかなどは分かっていないという。被害はドムプ県だけに留まらず、マンゲレワ県、ウォジャ県、ケムポ県と拡大している。
ドムプ県当局は、狂犬病ウィルス感染の今後の発生を予測するため、ヌサトゥンガラ州保健局と協働し、狂犬病ウィルス撲滅専門チームを結成した。まず住民に狂犬病を予防するワクチンを摂取するよう呼びかけ、政府は狂犬病の症状がある野良犬などの駆除を行うとのこと。
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