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野党批判のタブロイド紙 全国のモスクに配布される

野党の大統領候補プラボウォ陣営に批判的な内容を含んだタブロイド紙が全国のモスクやイスラム寄宿舎に配達されていることが判明し、議論を呼んでいる。
タブロイド紙の名前は「バロカー」。表紙には、昨年12月2日に行われたイスラム集会「212」について「教徒の利益か政治の利益か」と大きく書かれていた。
事態に気付いたカラワン県の県警察と選挙管理委員会は、モスクやイスラム寄宿舎の住所が記載された封筒337通を郵便局で差し押さえ、配達を中止させた。ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は1月27日、「まだタブロイド紙を手にしておらず、読んだ後でコメントを出す」と話している。
選挙管理委員会と新聞審議会は、このタブロイド紙が偏向した報道内容であるか詳しく調べているが、スフミ・ダスコ・アーマド司法権利擁護局長は、プラボウォ陣営を追い詰める内容を含んでいるとの見解を示している。

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