東ヌサトゥンガラ州政府は、ユネスコの世界遺産として登録されているコモド国立公園の入園料を少なくとも500米ドル以上に値上げすることを検討している。
同州のフィクトル・ライスコダット知事は、絶滅危惧種のコモドドラゴンの野生の生態を見ることができるのは世界中でここだけだと述べ、特別な場所であることに対して観光客らはもっと対価を支払うべきだと述べている。
同知事によると、州政府は公園の管理を行っている中央政府と交渉を行い、入園料を最低500米ドルとすることを計画しているとのこと。また、園内に船で入る場合には最低5万米ドルを徴収することも計画している。
同公園は国内外からの観光客が増加しているが、それに伴って、昨年8月には数ヘクタールが焼失する火災が発生するなどのトラブルも起きており、政府は生態系を守るために入園者数に制限を設けるなど、同公園の価値を高めるための努力をしている。
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