インドネシア国営石油会社プルタミナは、同社で在宅勤務の推奨を続けても安定してエネルギーを提供することが可能であると改めてコメントした。
コロナウイルス感染拡大による不安感が国民の中で広がる中、大手石油会社であるプルタミナ社が在宅勤務を推奨すればエネルギーの共有に制限ができるのではないかとの声が上がっていた。
プルタミナの広報担当者は「ディーゼル、ガソリンなど日常需要の高い商品も現在22日以上連続使用が可能な在庫があり、当社の定める 『安全レベル』を保っている」と保証。主に家庭で使用される液化石油ガス(LPG)ガスも、16日分のストックがあると説明した。
同社によると、国内のエネルギー需要は公共施設の閉鎖などで利用量が16%程度減っている反面、在宅勤務によって家庭での利用は増加しているという。
世界中で広がる不安感を受け、インドネシア国営電力会社(PLN)も電力の安定供給について言及している。