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ジョグジャ新空港 地震・津波対策は万全

インドネシア政府は現在建設中のジョグジャカルタ国際空港(NYIA)について、地震・津波対策は万全であると明言した。
新空港は海岸線から約400メートルしか離れていない上に、専門家は以前からこの地域はマグニチュード8級の地震が発生してもおかしくないと警告を発していた。
昨年多くの地震・津波被害に見舞われたインドネシアでは、有識者を中心にNYIAの災害対策について疑問視する声が上がっていたが、運輸大臣はこれを一蹴。「日本から地震の専門家を招くと共にバンドン工科大学などとも協力し、万全の地震対策を行っている。空港はマグニチュード8.8の地震と12メートルの津波にも耐え得るだろう」とコメントした。
海岸との間に5メートルの人工砂丘を設けるなど、防災対策には合計1000億ルピア(約710万米ドル)をつぎ込む予定。空港工事は現在30%終了しており、政府は今年中の運営開始を目標としている。