汚職撲滅委員会(KPK)が、汚職に関わった公務員の処分がなかなか進まないことを批判している。
KPKのフェブリ・ディアンシャー広報担当官は、人事院(BKN)が公表した数値を引用し、汚職の罪が認定された2357人の公務員のうち、わずか891人しか職を解かれていないと述べ、解雇は全て昨年末までに行われていなければならなかったと指摘している。汚職職員の上司が処分をためらうなどした結果であろうとも話している。
人事院が昨秋に公表したところによると、北スマトラ州では298人が汚職に関わり、公務員の汚職率が最も高い州であった。そのうち11%が州政府の職員で、残りは県や市の職員だった。
2番目に汚職率が高かったのは西ジャワ州で、193人に汚職が認定された。その他ではリアウ州で190人、東ヌサトゥンガラ州で183人、パプア州で146人が汚職を認定されている。
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