ジョグジャカルタ特別州ガジャマダ大学(UGM)のジャヤン・センタヌハディ教授が14日、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、伝統市場(パサール)に簡易手洗い所を設置した。
簡易手洗い所には、液体石鹸が備え付けられたボックス型の貯水槽があり、蛇口から水が出る仕組み。貯水槽のサイズは50リットルから300リットルまであり、使用した水は、貯水槽の下に設置されたポリタンクに溜められる。
ジャヤン教授は「今後もパサールへ多くの人が買い物に訪れる。パサールの商人も客も、まずはここでしっかりと手洗いをしてほしい。
感染拡大防止のための技術者としてできることをしたい」と同大学の公式ホームページで述べている。またジャヤン教授は、簡易手洗い所を他にも設置するため、複数の機関に働きかけているという。