中部ジャワ州で蚊により媒介されるデング熱に感染し死亡する人の数が増え、同州保健局の集計では過去3カ月の死者数が40人となった。
4月16日までに州内の35の県、市で合計2155件の感染が報告されている。同局のユリアント・プラボゥオ局長によると、最も感染件数が多いのはチラチャップ県で、感染件数216件で死者数が3人となった。
これに次ぐのはスマラン市で、154件(死者2人)、その次にジュパラ県で136件(死者1人)が報告されている。
また、バンジャルヌガラ県で62件(死者3人)バニュマス県で132件(死者3人)、クラテン県で131件(死者3人)となっている。
同局長は、デング熱は中部ジャワ州の全域で毎年流行しており、媒介する蚊とその幼虫の駆除を徹底するよう呼び掛けている。
インドネシア全体では4月14日までに4万1000人がデング熱に感染し、260人以上が死亡している。