インドネシアの通信情報省は、3月15日にニュージーランド南島中部クライストチャーチで発生した銃乱射テロ事件に関する動画2856本を遮断(ブロック)することに成功したと発表した。50人もの犠牲者を出した同事件には、インドネシア人8人も巻き込まれ、3人が死傷、1人とは未だ連絡が取れていない。
また、同事件では実行犯によって銃乱射テロの様子が撮影され、ネット上でリアルタイム配信されたため、ソーシャルメディアなどのプラットフォーム上での流出および拡散が問題視されている。
通信情報省は、フェイスブックから355本、インスタグラムから1501本、ツイッターから856本、ユーチューブから144本の動画を発見し、遮断した。同省のフェルディナンドゥス広報担当局長は「非常に悪質なテロ関連動画をこれ以上拡散しないよう、インドネシアのネチズン(ネットワーク市民)に求める」と訴えた。
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