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ラマダン開始 政府は自宅礼拝を呼び掛け

宗教省で23日夜、24日からイスラム教社会で使われている暦法、ヒジュラ歴1441年のラマダン(断食月)に入ると発表した。

同日夕、ラマダン入りを決定するテレビ会議が同省やインドネシアウラマー評議会を中心とした関係者によって開かれ、全国82か所で行われた新月の観測や、月の満ち欠けを計算する月齢算定に基づき決定された。

政府は、新型コロナウィルス感染拡大防止のため各地のモスクで礼拝や断食明けの食事を行わず、自宅で行うよう国民に要請している。

しかしアチェ州では、昨年ほどの人数ではないが、多くのムスリムがモスクに集まり、「salat tarawih(断食月の夜の礼拝)」が行われた。

集団礼拝を行ったモスクの代表者によると、新型コロナ感染拡大防止に関する衛生プロトコルに従い、マスクの使用や礼拝マットを持参するなどして礼拝を行っているという。