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4月のバリ島 観光客数が約100%減に

バリ島では新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大の影響を受け、4月の観光客数がおよそ100%減となった。

バリ州のスカワティ副知事は、同州では税収の6割を観光産業に依存しており、同州はインドネシア国内全体で最もパンデミックによる深刻な打撃を受けていると話す。農業も農産物の供給先が主にホテルであるため大きな打撃を受けているという。

今年1月には観光客数が11%の増加を見せたが、2月には中国からの航空便のキャンセルに伴い18%減となり、3月に入るとヨーロッパ、韓国からの航空便も減少し42.32%減となった。

その後、4月には93.24%減となっている。観光産業全体での損失は90億ルピアに上ると推計される。しかしながら、他の地域に比べ新型コロナウィスルの感染者数が少ないことから、感染拡大が終息した際には急速に経済活動が回復する可能性があるという見方もある。