インドネシア政府はこのほど、バリ州ヌサドゥアで開催された世界銀行グループと国際通貨基金(IMF)の年次総会で、環境に配慮したプロジェクト向けの資金調達手段となるイスラム債「グリーン・スクーク」戦略を打ち出した。
スリ・ムルヤニ財務相は「イスラムの教えに基づいたこの金融スキームは持続可能な成長の実現において、大きな役割を担う」と説明。「われわれの課題は、持続可能な原則に基づき、いかにして開発を実施するかということだ」と述べた。
インドネシア政府は3月、環境配慮型のプロジェクト向けに12億5000万米ドルの資金を集めるためグリーン・スク―クを発行すると明らかにしていた。
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