英蘭系消費財大手ユニリーバ傘下のユニリーバ・インドネシアはこのほど、同社の2020年第1四半期(1~3月)の純利益は1兆8600億ルピア(約1億2452万米ドル)となり、前年同期の1兆7500億ルピアから6.53%増えたと明らかにした。新型コロナウイルスの流行拡大の中でも、消費財の販売が堅調で利益確保につながったという。
純売上高は11兆1500億ルピアとなり、前年同期から4.58%増えた。このうち国内の売上高は前年同期比4.4%増の10兆6300億ルピア、輸出売上高は同9%増の5216億9000万ルピアとなった。
部門別では、ホーム・パーソナル・ケア部門の売上高は7兆8500億ルピアとなった。
ユニリーバ・インドネシアは新型コロナウイルスの流行拡大の中でも、消費財部門の企業は安定した業績を確保できるとみている。