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第1四半期の成長率は2.97%、2001年以来の低水準

インドネシア統計庁(BPS)はこのほど、インドネシアの2020年第1四半期(1~3月)の国内総生産(GDP)伸び率は前年同期比2.97%増となり、2001年以来の低水準になったと明らかにした。

以前には、第1四半期のGDP伸び率について、インドネシア政府は前年同期比4.5~4.7%、世界銀行は4.3%になるとの見通しを示していた。

一方、第1四半期は、新型コロナウイルスの流行を受け、政府が人々に社会的距離をとるとともに、企業・工場に操業停止、消費者に自宅待機を呼び掛けたことがGDPに影響した。

第1四半期には、GDPのほぼ半分を占める世帯支出は前年同期から2.84%の伸びとなり、前年同期の伸び率5.01%から大きく後退した。