インドネシア統計庁(BSP)はこのほど、同国の外国人来訪者数は3月、47万898人となり、前年同月から64.1%減少したと明らかにした。
新型コロナウイルスの流行拡大を受けた国境封鎖や移動制限などにより大きな落ち込みとなった。3月の外国人来訪者数は、42万1555人だった2009年2月以来の低水準となった。
3月は特に、中国人旅行者の数が前年同月から97.4%、香港からの旅行者が96%、クウェートからの旅行者が89%それぞれ大きく減った。
BSPのスハリヤント長官は今回実施されたオンライン記者会見で、「全世界からの旅行者が大きく落ち込んだ。
これは、世界各国での社会的移動制限、ロックダウン(都市封鎖)、航空便の制限を受けたものだ」と説明する。