4月の大統領選に立候補しているプラボウォ・スビアント氏の従弟と名乗り、過去にグリンドラ党の党員でもあったラミャジー・プリアボド容疑者が世間の注目を集めている。
同容疑者は2月26日にスキミング容疑で逮捕され、中央ジャカルタのメンテン地区にある自宅からはキャッシュカード、パソコンなどのほか、ATM本体が見つかった。どのようにATMを持ち出したのかは捜査中だが、ジャカルタ警視庁は、防犯カメラの映像によるとラミャジー容疑者はジルバブを被って女性に変装して持ち出した可能性が高いとコメントしている。スキミングとは、磁気カードに書き込まれている情報を複製した偽造カードを使って不正に預金を引き出す犯罪で、近年頻発している。
プラボウォ氏およびグリンドラ党関係者によると、同容疑者はプラボウォ氏の従姉弟の息子にあたる遠縁の親戚であり、2016年以来グリンドラ党での活動を行っていないとのこと。
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