インドネシアのEコマース・ユニコーン企業として急成長しているブカラパック・コムは3月18日、ハッカーによるハッキング(ネットワークへの不正侵入)未遂行為を確認したと公表した。しかし、インタン・ウィビソノ広報局長によると、サイバー犯罪対策によって顧客情報などの重要なデータは安全に守られている。
事の発端は、ハッキング関連情報サイトが17日にパキスタンのハッカーから1通のメールを受け取ったことで、その内容は、8つのウェブサイトから顧客情報をハッキングしてドリーム・マーケットと呼ばれるサイトでオークションを開催する(当該の情報を販売する)と予告しているものだった。販売価格は、約5千米ドル相当のビットコイン。
インタン氏は、徹底した安全対策によって顧客からの信頼を確立すると述べた上で、安全なオンライン取引のため定期的なパスワード変更、2段階認証、フィルターの設定などを推奨すると強調した。
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