東ジャワ州警察は3月27日、東ヌサトゥンガラ州にあるユネスコ世界遺産でコモドオオトカゲ(別名コモドドラゴン)の赤ちゃん41匹を捕獲し、密輸出していた男ら5人を天然資源保護法違反の容疑で逮捕したと明らかにした。
警察によると、男らは捕まえたコモドドラゴンを1匹5億ルピアで密売していたという。この事件を受けて、同州は天然資源総局と協議し、生態系保護のため2020年1月を目処にコモド自然国立公園を閉鎖し、国内外含め観光客の受け入れをしないと強硬な構えを見せている。
またこの事件の他にも、海では観光客がコモドドラゴンを捕まえたり、陸ではぶら下げた肉をコモドドラゴンに見せ、強制的に追わせたりするなどといった観光客のマナーの悪さも目立ち、同公園の管理の甘さが指摘されている。
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