バリを訪れる中国人旅行者を対象とするAliPayとWeChatによる支払いが横行している。現在は使用が認められていないが、利用が広がっている形だ。ただし、法規制の問題などによりAliPayとWeChatが正規にインドネシア市場へ参入するにはハードルがありそうだ。
バンク・ラクヤット・インドネシア(BRI)、バンク・ヌガラ・インドネシア(BNI)、CIMBニアガ、バンク・セントラル・アジア(BCA)などがAliPay、WeChatとの提携に関心を表明している。実際にBRIは2018年末にAliPayと覚書(MOU)を結んだ。
しかし、現行の法規制ではAliPay、WeChatを通じた決済は違法とされている。両社がインドネシアで合法的に事業展開するには、地元の銀行と提携する必要がある。
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