ジャカルタで建設が行われている次世代型軽量軌道交通システム(LRT)の開業に向けた本格的な試験運転が4月22日から始まっている。
北ジャカルタのクラパ・ガディンから東ジャカルタのフェロドロームまでの5.8キロメートルの区間を時速40キロメートルで走行し、約13分で結ぶ。LRTジャカルタ社では、すべてのスタッフが運輸省から認可を得た標準操作手順書(SOP)について、開業前に習熟するようこの試験運行を行っていると説明している。
ジャカルタ州政府は当初、昨年8月18日から9月2日にかけて行われたアジア競技大会の開催までに、競技会場間を結ぶ交通手段としてLRTを完成させることを目指していたが、完成が遅れ、その後、ジャカルタ州知事のアニス・バスウェダン氏が今年の初めには開業する予定だと話していた。現在のところ正式開業日についての公式アナウンスは行われていない。
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