世界銀行の幹部が最近明らかにしたところによると、世界銀行はインドネシアに対し新型コロナウィルス(COVID-19)感染症対策として2億5千万米ドルを提供することに合意した。
5月29日に公表された文書によると、集中治療病床数の拡充、保護具の提供、研究所間の連携強化、感染状況の調査体制の充実などの緊急的な感染症拡大対策に費用が用いられる。また、将来発生するかもしれない別の感染の感染爆発に備えるためにも用いられる。
主な受益者は、高齢者や慢性的な基礎疾患を有する人などの感染した場合に重症化しやすい患者、および医療従事者となる。
インドネシアと東ティモールを担当する世界銀行局長サトゥ・カコネン氏は、「新型コロナウィルスの感染拡大による影響を最小に抑えるために、インドネシア政府を支援できることを誇りに思う。」とコメントしている。