ジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事は、州営バス会社トランスジャカルタの新社長に元国営ムルパティ・ヌサンタラ航空社長で空港運営会社アンカサ・プラIの取締役も務めたことがあるサルジョノ(Sardjono Jhony Tjitrokusomo)氏を任命した。
前社長のドニー・サラギ氏は1月23日に社長に就任したが、過去に詐欺事件で有罪になっていたことが判明し、僅か5日で更迭された。それ以来、同社の社長の座は空席のままだった。
サルジョノ氏は2010年5月から2012年5月まで、アラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空のシニアパイロットを務めた経験がある。
サルジョノ氏の社長就任は5月27日に開催された株主総会で決定された。ジャカルタ州政府はトランスジャカルタのバス運営と首都圏での公共交通機関の統合の両面でサルジョノ氏が活躍することを大いに期待しているという。