休日となった大統領選挙投票日の4月17日、首都の大量高速鉄道(MRT)の各駅には国内初の地下鉄に乗ってみようと大勢の人が押し寄せ、一部では混乱もみられた。
子どもを連れたある父親は「平日の通勤時間は混雑しているMRTも休日だから空いているだろうと思ったが、ホテル・インドネシア駅で電車のドアが開くと乗客の多さに驚愕した。とても子ども達を乗せられるような状態ではなく、何本も電車を見送った」と地元紙に語っている。選挙のために遠方から訪れた親戚や友人などに首都見物の一環としてMRTを案内したいと考えていたジャカルタっ子も多かったようだ。
MRTはチケット購入のほか、銀行が発行している電子マネーカードやICカードでも乗車することができるが、初めてMRTに乗車する人々の多くはそれらを所持しておらず、駅にはチケット購入のための長い列ができていた。
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