香港の投資会社ディープ・ナレッジ・ベンチャーズはこのほど、新型コロナウイルスに関する安全度ランキングで、インドネシアは世界97位となり、世界的に見て低い順位となったと明らかにした。
ディープ・ナレッジ・ベンチャーズは今回、世界200カ国・地域を対象に調査を実施。新型コロナウイルス感染防止に向けた隔離の効果、監視体制、医療部門のレディネス、政府の施策の効果などに関する項目をまとめ総合的に評価した。
この結果、インドネシアは「ティア3」の国に分類された。ティア3には、米国、英国、フランス、イタリア、スペイン、ブラジル、インド、フィリピン、タイなどが入っている。インドネシアのスコアは450ポイントで、アジア太平洋地域の平均502ポイントを下回った。
一方、安全度ランキングでトップ5となったのは、スイス、ドイツ、イスラエル、日本、シンガポールだった。
東南アジア地域ではほかに、ベトナムが20位、マレーシアが30位、タイが47位、フィリピンが55位、ミャンマーが83位、カンボジアがインドネシアと同じく98位、ラオスが99位となっている。