スマラン州地方政府・食糧安全局が7日、「ATM BERAS(米のATM)」を設置した。元々は同市内のモスクで発案されたものを、同局が貧困層へ米を配給するために実用化した。
米のATMは市内5ヵ所のモスクに設置される予定で、同局から各ATM機に1トンの米が供給される。利用は1週間に1回、2.5キログラムの米を引き出すことができ、1ヵ月最大10キログラムまで。およそ100人が利用できる見込みで、期間は2019年12月末までを予定している。それ以降に関しては様子を見ながら、モスクと相談して決定する方針だという。
米のATMとは、無線ICタグカードを機械にかざすと、一定量の米が自動的に出てくる仕組み。貧困層と認定された住民だけにカードが配布され、無料で米が配給される。
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