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大気汚染に関する裁判 遅延を原告が批判

昨年7月にジャカルタ特別州で、大気汚染に対して政府等が有効な対策を講じていないとして裁判所に訴えを起こした原告の活動家らが、裁判が遅々として進まないことを批判している。

原告の団体(Gerakan Inisiatif Bersihkan Udara Koalisi Semesta)は、裁判官らが最近2回も中間判決のための意見聴取を延期したと批判している。

当初、意見聴取は5月中旬に予定されていたが、レバラン休暇を理由に6月9日に延期され、その後特別な理由が示されないままさらに2週間延期されたという。

原告の一人は「度重なる聴取の延期は、公衆の健康に関わる問題がこの国ではいかに重要視されていないかを物語っている」と意見を表明している。

大気汚染に関する訴訟は32人の原告により提起され、大統領と複数の大臣、ジャカルタ、バンテン州、西ジャワ州の知事らが被告となっている。