インドネシア情報通信省はこのほど、2020年の「デジタル・タレント・スカラーシップ」を発表した。
スカラーシップを獲得できれば、データ分析、人口知能(AI)、クラウドコンピューティング、サイバーセキュリティー、そのほかのスキルなどの研修を受けることができる。
同相は「インドネシアではテクノロジー産業を中心にスキルギャップに直面している。そのため、スキルの引き上げに向け、スカラーシップを提供する」と説明する。
インドネシアのデジタル部門では年間60万人の熟練労働者が必要だと試算されている。情報通信省はスカラーシップにより、人材の育成は急ぎたい考えだ。
世界銀行は2018年、インドネシアでは2015年から2030年にかけて、デジタル部門で900万人の熟練労働者・半熟連労働者が不足すると予想した。