ジョグジャカルタ特別州にあるガジャ・マダ大学(UGM)が、イギリスの大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)社が公表する世界大学ランキングの上位300校以内に入り、今年は254位になった。昨年は320位だったため、66位順位を上げたことになる。
国内の他大学ではインドネシア大学(UI)が305位、バンドン工科大(ITB)が313位であり、ガジャ・マダ大学がインドネシア国内ではトップに立った。
QS社のランキングでは、学術研究の質、研究者の質、引用された論文の数、教員と学生の数の割合、外国人学生の割合、外国人教員の数などが評価対象となる。
ガジャ・マダ大学の学長は順位の上昇に感謝の意を示した上で「より順位を上げることは当大学の究極の目的ではないが、今回の結果は当大学が国際的競争力を持っていることを示した」と大学公式サイトでコメントを発表している。