インドネシア国内の第1四半期自動車販売台数は、昨年同時期に比べ13%減少した。インドネシア自動車工業協会(ガイキンド)によると、今年1月から3月までの自動車販売数は25万3863台で、昨年同時期の29万2031台から大きくダウン。3月単体でみると販売台数は昨年の10万1797台から9万189台へ、11.4%落ち込んでいる。
高い貸付金利率からくる購買力の低下から、国内の自動車販売の伸び悩みは今年初旬から予測されており、自動車工業協会は今年の販売目標数を昨年の実績の115万台よりも低い110万台と見積もっていた。金融サービス当局が頭金ゼロでの割賦販売を提供するなどの政策を打ち出していたが、冷え込む消費者心理を打破するには届かなかったようだ。
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