インドネシア・ホテル・レストラン協会(PHRI)はこのほど、インドネシアのホテルは、6月中は営業停止を継続し、営業再開は7月になるとの見通しを明らかにした。新型コロナウイルスの流行を受け、ホテル需要が依然として低迷しているため。
PHRIのハリヤディ会長は「大半のホテルは、6月中は引き続き営業を停止することを決めている。われわれは7月に営業を再開することになるだろう。ホテル稼働率が低い段階で、営業を再開すれば、さらなる損失を生むことになる」としている。
新型コロナウイルスの流行とそれを受けた移動・自粛によるキャッシュフローの悪化により、ホテル経営者は現在、支出を抑えようとしている。このためホテルの営業再開には慎重な姿勢だという。