リアウ諸島のシアック刑務所で10日早朝、暴動が原因で火災が発生した。
事件の発端は、囚人3人の覚醒剤使用が発覚し、職員が刑務所内の特別室へ3人を移動する際に殴る蹴るなどの暴行を加えたため、それを見た数百人の囚人らが激昂して鍵を壊して脱獄し、暴動に発展したという。
駆け付けた警察官らが中に入れないよう、囚人らは外へ向かってレンガを投げたり火を付けるなどし、刑務所は炎に包まれた。この暴動で警察官1人が腕に銃撃を受け、病院で治療を受けている。
同刑務所には囚人648人が収監されていたが、119人は他の2ヵ所の刑務所へ移送され、495人の受け入れ先を探している。残りの34人が今も逃亡しており、警察はシアック県とプカンバル県の県境における検問を強化し、逃亡者の行方を追っている。
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